「もも、部活のクリスマスパーティー断らなくていいから」 「……え?」 「当日、俺がももをさらっていく」 「……っ」 「だから、二人でクリスマスしよう?」 ちゅっとこめかみにキスを落とした相馬くんはどこか楽しげで。 「うん。相馬くんにさらわれる。二人でクリスマスしたい」 真っ赤になった頬を両手で隠しながら、私は相馬くんの耳元でそうささやいた。