狼さんの甘い罠


「…ふっ、なにそんな怖がってんの。」


「いや、やっぱり異性のなかに一人で入っていくのは緊張するもんでして..」

あなたのことが怖かったです、なんて言えない…



「まあ、それもそうかもな。」


うんうん、と頷く小林くん。

それにしても初対面の私に話しかけてくれるなんて…ちょっと感激…!



「じゃあ小林!」


いつのまにか教壇に戻っていた榊先生が小林くんを呼ぶ。


「柏木はまだ慣れてないだろうから色々教えてやってくれ!」


「はい。」