狼さんの甘い罠


いつの間にかスーツに着替えてきたお父さんが言う。


「だって、しばらくここには戻ってこれないじゃない。お父さんには学校で会えるとしても、お母さんには...」


「そういうと思って...」


パタパタと走って台所に向かうお母さん。

「ほら!」


背後から出したのは...


「携帯?!」