『ふぅー、ギリギリ間に合ったー』




入学式開始約二分前。




私達は入学式を行う会場にギリギリついた。




『ったく、ほんとのギリギリじゃねぇかよ』





『起こさなかった、カインが悪い』




『はぁー!?お前が昨日起こすなっ『静かに!始まるよ!』




ナイス!




カインの話を遮ると凄く不機嫌な顔をされた




仕方ないでしょ、入学式始まるんだもん




『これから、蝶華学園入学式をはじめます。まず、初めに新入生代表挨拶、シャイン・アステリオス!』




『はい!』




私は、ゆっくり教壇に上がって行った。




『私達、新入生はー
代表、シャイン・アステリオス』






喋り終わり、元の席に戻ると





『なーにが、この学校に入学するのを楽しみにしていました、だ。お前めっちゃ、めんどくさい、めんどくさいいってたろ』






『う、うるさい!他に思いつかなかったの!文句ある!?』






『文句しかねぇよ』






もう!いいでしょー別に。






突然新入生代表として挨拶してください、なんて言われてなんて言おうがずっと考えてたんだから!





『続いて学長からお話があります。生徒の皆さんは心して聞くように』