全ての記憶を《写真》に込めて

それから、何日か経った。
知らない人からの贈り物も特にないまま平凡だった。

はずなんだけど_______________。




「うん、それでね、みんな仲良くしてくれるの」
『そう、良かったわね』
「あとね、最近倒れることも少なくなったから、いい調子かも」
『このまま頑張るのよ〜、お父さんの仕事も片付き次第家に帰るからね』
「うんっ、あとね、」

お母さんから電話がかかってきて長い間話していた。
もうすぐ仕事が片付くみたいだから。


すると…。

_______________ピンポーン。




「あ、お客さんみたい」
『あら、お友達?また夜くらいにかけ直してちょうだい まだ話したいことが沢山あるの』
「分かった、じゃあまたあとでね」

誰だろう。
晴くんは来る時連絡くれるし。
茉莉ちゃんはそのまま入ってくる時が多い。
翔くんは学校でちゃんと確認してくれるし…。


「はぁい」



「こんにちは」


「え…….、」


しまった。
晴くんには、ちゃんとチェーンを付けたまま出てって言われてるのに……。

そんな後悔も、もう手遅れ。


立っていた男性が持っていた何かで私は気を失った。