開けてみようにも、前のことがあって躊躇ってしまう。
「うーん、どうしよう………」
お母さんだったら名前が書いてあるんだけど………。
「よし、開けよう!」
_______________ベリッ。
ガムテープを剥がしてゆっくりと開いていく。
そこには大きなぬいぐるみが入っていた。
しかも、昔私が好きだったワンコロッケだ。
招き猫の犬バージョンで、小判の代わりにコロッケを持っているのだ。
「可愛い…」
すると、小さな紙が挟まれていた。
《やっほ、久しぶり 元気にしてるか?
俺だけど覚えてる?
彩月の大好きなお兄ちゃんだぞ〜。
今どこにいるでしょう!
せーかいはどっかでしたー!
最近冷えてきたから体冷やすなよ〜
近々そっちに帰れそうだから会えるな!
何年ぶりだ?十年……は経ってねーか
ま、久しぶりに会うの楽しみにしてるぜ!
嘉月より》
「…え、お兄ちゃん帰ってくる!?」
一体どこで何をしていたのだろう。
なんで急に帰ってくるのだろう。
いろいろな疑問が頭に浮かんだけど、それ以上にとても嬉しい。
「うーん、どうしよう………」
お母さんだったら名前が書いてあるんだけど………。
「よし、開けよう!」
_______________ベリッ。
ガムテープを剥がしてゆっくりと開いていく。
そこには大きなぬいぐるみが入っていた。
しかも、昔私が好きだったワンコロッケだ。
招き猫の犬バージョンで、小判の代わりにコロッケを持っているのだ。
「可愛い…」
すると、小さな紙が挟まれていた。
《やっほ、久しぶり 元気にしてるか?
俺だけど覚えてる?
彩月の大好きなお兄ちゃんだぞ〜。
今どこにいるでしょう!
せーかいはどっかでしたー!
最近冷えてきたから体冷やすなよ〜
近々そっちに帰れそうだから会えるな!
何年ぶりだ?十年……は経ってねーか
ま、久しぶりに会うの楽しみにしてるぜ!
嘉月より》
「…え、お兄ちゃん帰ってくる!?」
一体どこで何をしていたのだろう。
なんで急に帰ってくるのだろう。
いろいろな疑問が頭に浮かんだけど、それ以上にとても嬉しい。

