全ての記憶を《写真》に込めて


「一体誰なんだろうね……」
結局犯人はわからないまま、解散となる。
晴くん以外は……。



「で、あんたほんとに写真のやつのこと知らないのぉ?」
「うん、フードで顔が見えにくかったし………、知り合いではないと思う」
多分だけど。

「じゃあ、俺帰るけどまた変なメールがあったらすぐ呼ぶこと 別に夜でもいいからさぁ」
「分かった、でもすぐ寝るから気づかないかも」
「あぁ、体育祭で疲れたもんねぇ」
じゃあゆっくり休みなよ、と晴くんも帰った。


「よしっ!」
写真整理しようかな。

みんなとの思い出の品を。