「じゃあ、もしかしたら言ってないかもしれないから言うけど、ただの不良じゃなくて、学校の長だから。」


「…はっ」


もう嫌ですこの人。


平然とした顔でこんなことを言ってくるとかどうかしてる。


「そんなの聞いてないし…一体どんなことをやったらあの不良たちのリーダーになれるわけ??」


そう聞くと、待ってましたと言わんばかりに


「所詮は男子だしー?女だと思って油断させて倒すのもありだから♡」



きゃぴきゃぴと話すお義母さん。



「あっそ…私部屋に戻るから。外でご飯食べてきたからご飯はいらないよ。宿題して寝るから心配しないで。」


お義母さんが悲しそうな顔をする。


食べてきていないのを知っているからだろう。


それでも見なかったことにして部屋に戻りベットにダイブした。