「…って、どうしたの、これ」
「えへへ、頑張っちゃった」
部屋に入って、まず気付く違和感。
その部屋中には、風船などの様々な装飾が施されていた。
おまけにテーブルにも色とりどりのお菓子が並んでいる。
その真ん中には大きなホールケーキ。
「え、これ…」
「李樹っ、18歳のお誕生日おめでとう!」
ケーキのデコレーションを見たのと、彩葉の可愛い声が飛んで来たのはほぼ同時だった。
【 Happy Birthday RIKI 】
そのケーキのチョコレートには、愛おしい彼女の字でそう書かれてある。
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