これから、俺たち、どうなるの?
『もう、幼なじみは終わりだよ』
杏光の言葉が頭の中をこだまする。
終わりってどういうこと?
もう、今まで通りの俺たちにはいられない…?
不安と恐怖が体中を支配してる感覚…。
1回頭…冷やそう。
マンションから出て近くの公園のブランコに座っていたら、悠麗が歩いて来てるのが見えた。
玖麗を送った帰りに何か買ったのか、コンビニ袋を手から下げてる。
「海琉じゃん」
「悠麗…」
「こんな時間にどうした?」
「う…ん…ちょっと…」
公園の中に入って、俺に近づく悠麗。
俺のことが不思議みたいで、隣のブランコに座った。
「飲むか?」
悠麗がコンビニ袋から缶のジュースを渡してくれる。
「うん…ありがと」
それを受け取って、プルタブを開けた。
開けたときのプシュッという音が心地よい。
一気に半分くらい飲んで、自分の喉が相当渇いていたことに気づいた。
悠麗も隣でナタデココの入ったジュースを飲んでる。
悠麗、それ昔から好きだよね。
悠麗に…相談してみようか…。
「あの…さあ」
「んー?」
上を向いて、缶の底の方を叩きながら奥にあるナタデココをなんとか食べようとしてる悠麗。
なんだかいつもと変わらない日常に、さっきまでぐるぐるしていた頭が少し冷静になれた気がした。
「……杏光に…好きって、言われた」
「え…は!?」
上を向きながら信じられないという顔でこっちを見た悠麗。
そりゃそうだよね…。俺だって信じられないもん…。
「杏光が…海琉に…?」
『もう、幼なじみは終わりだよ』
杏光の言葉が頭の中をこだまする。
終わりってどういうこと?
もう、今まで通りの俺たちにはいられない…?
不安と恐怖が体中を支配してる感覚…。
1回頭…冷やそう。
マンションから出て近くの公園のブランコに座っていたら、悠麗が歩いて来てるのが見えた。
玖麗を送った帰りに何か買ったのか、コンビニ袋を手から下げてる。
「海琉じゃん」
「悠麗…」
「こんな時間にどうした?」
「う…ん…ちょっと…」
公園の中に入って、俺に近づく悠麗。
俺のことが不思議みたいで、隣のブランコに座った。
「飲むか?」
悠麗がコンビニ袋から缶のジュースを渡してくれる。
「うん…ありがと」
それを受け取って、プルタブを開けた。
開けたときのプシュッという音が心地よい。
一気に半分くらい飲んで、自分の喉が相当渇いていたことに気づいた。
悠麗も隣でナタデココの入ったジュースを飲んでる。
悠麗、それ昔から好きだよね。
悠麗に…相談してみようか…。
「あの…さあ」
「んー?」
上を向いて、缶の底の方を叩きながら奥にあるナタデココをなんとか食べようとしてる悠麗。
なんだかいつもと変わらない日常に、さっきまでぐるぐるしていた頭が少し冷静になれた気がした。
「……杏光に…好きって、言われた」
「え…は!?」
上を向きながら信じられないという顔でこっちを見た悠麗。
そりゃそうだよね…。俺だって信じられないもん…。
「杏光が…海琉に…?」



