好きの海に溺れそう

他の子たちもわらわらとあたしの周りに集まって来た。



あたし裸なんだけど!!



さすがに恥ずかしいので急いでシャツを着たら非難の嵐。



シャツをめくられた。



「ちょっ、めくるな!」

「海琉くん、あんなピュアそうに見えてキスマークとかつけちゃうんだ~」



海琉はピュアだけどね!!



「そのピュアな子がキスマークつけちゃうくらいあたしにぞっこんなんです~」

「愛されてるね~」



そうなのです…。



女子たちにいじられながらなんとか水着に着替えた。



よーし、水泳しよ~。



って、あれ…?



日夏が、下ろしていた髪の毛を後ろで結んで水泳帽にしまった。



首の後ろに…。



「日夏、これ…」

「えっ?」

「キスマークついてる!!」

「は!?」



この濃さは最近つけられたものだと思う。



日夏がついにキスマークまで…!



そうか、そんなに進展したんだね。あたしの知らない間に…。



「歩…あとで殺そう…」

「知らなかったの?」

「知ってたらこんなとこに付けさせないよ!」

「いつの?」

「う…ん…昨日」