好きの海に溺れそう

次の日は学校。



今日からプールがはじまるし、服も夏服。



海琉といつも通り一緒に学校に行くけど、久しぶりの夏服にドキドキだ。



右手と左手にそれぞれ水泳道具が入ってるカバンを持って手を繋いで歩いた。



あ、そういえば、昨日キスマーク付けちゃったんだっけ…。



制服からはギリ見えないけど、海琉のキスマークは水着を着たら確実にバレてしまう。



昨日はそういうテンションだったから見せつけていいよなんて言っちゃったけど…。



海琉は恥ずかしいだろうな。



「先に謝っとくけど、ごめんね」

「何が?…あっ」

「…ファンデーションとかで隠す?」

「一限だからいいよもう…」



海琉が良いならいいです!



あたし的には見せつけてくれた方が嬉しいけどね。



あたしの物ってみんなにアピールしたい。



「海琉も見えるところに付けてくれればいいのに」

「そんな分別のないことはしません!」



ケチ~。



海琉たちは一限だけど、あたしは四限の時間。



水泳の授業は選択制だけど、あたしも海琉も水泳を取ってる。



水泳を取ってる人は男女合わせてもそんなに多くないから、四限になって女子で一緒になって更衣室へ。



「杏光、なんか見えてる」



一緒に水泳を取ってる日夏が、服を脱いで着替えてる途中のあたしに言った。



あっ、脇腹の…。



「えっ杏光のお腹にキスマークある!」

「まじ!?」