確かに体育祭だからいろんな人と写真撮ったりはするけど…。
でもやっぱりいや。
あたしが出ていこうとしたとき、海琉が口を開いた。
「ごめん、彼女に心配かけたくないから」
「写真だけ…だよ?」
「それでも、俺が杏光の立場だったらやっぱり嫌だから。1mmの不安も心配もさせたくない」
「大事に…してるんだね…」
「うん、一番大事な人…です」
海琉のその声はちょっと照れてて。
そんな風に思ってくれてる海琉がうれしくて申し訳なくて、涙が頬を伝うのを感じた。
「そっ…か。じゃあ…しょうがない…ね」
るみちゃんはそう言って海琉に背を向けた。
だけどくるっと向きを変えて口を開いた。
「好きです」
涙を浮かべた笑顔で海琉にそう言う。
海琉は驚いた顔。
あたしも驚いてる…。
「それだけ言いたかった。じゃあ、彼女さんと…お幸せに」
るみちゃんはそれだけ言ってから、行ってしまった。
え…っと…。
「海琉」
驚いたままの海琉に声をかけた。
「海琉…ごめん」
「え?杏光?なんで謝るの?」
「あたし…ただ妬いただけなのに、気持ちが抑えられなくて、海琉に嫌な思いさせた…」
海琉は黙って聞いている。
「海琉は何にも悪くないってわかってるの。ただ、ほんの少し、不安になっちゃった…。だから、ごめん」
海琉の目を見る。
海琉はふっと優しい顔になった。
「俺も強く言いすぎちゃった。ごめんね?」
あたしはうつむきがちに首を小さく横に振る。
「松尾さんの性格がどうであったって、俺が杏光を好きなことには変わりないんだよ。杏光だけを好きなことに変わりない」
海琉の顔をまっすぐ見た。
でもやっぱりいや。
あたしが出ていこうとしたとき、海琉が口を開いた。
「ごめん、彼女に心配かけたくないから」
「写真だけ…だよ?」
「それでも、俺が杏光の立場だったらやっぱり嫌だから。1mmの不安も心配もさせたくない」
「大事に…してるんだね…」
「うん、一番大事な人…です」
海琉のその声はちょっと照れてて。
そんな風に思ってくれてる海琉がうれしくて申し訳なくて、涙が頬を伝うのを感じた。
「そっ…か。じゃあ…しょうがない…ね」
るみちゃんはそう言って海琉に背を向けた。
だけどくるっと向きを変えて口を開いた。
「好きです」
涙を浮かべた笑顔で海琉にそう言う。
海琉は驚いた顔。
あたしも驚いてる…。
「それだけ言いたかった。じゃあ、彼女さんと…お幸せに」
るみちゃんはそれだけ言ってから、行ってしまった。
え…っと…。
「海琉」
驚いたままの海琉に声をかけた。
「海琉…ごめん」
「え?杏光?なんで謝るの?」
「あたし…ただ妬いただけなのに、気持ちが抑えられなくて、海琉に嫌な思いさせた…」
海琉は黙って聞いている。
「海琉は何にも悪くないってわかってるの。ただ、ほんの少し、不安になっちゃった…。だから、ごめん」
海琉の目を見る。
海琉はふっと優しい顔になった。
「俺も強く言いすぎちゃった。ごめんね?」
あたしはうつむきがちに首を小さく横に振る。
「松尾さんの性格がどうであったって、俺が杏光を好きなことには変わりないんだよ。杏光だけを好きなことに変わりない」
海琉の顔をまっすぐ見た。



