Contrast Love~社長と私~

「陽稀さんが…?え、どういう…」

「籍は入れてないし、付き合ってるわけでもないんだけどな…」

「どういう経緯でそんな…」

「俺が家にいる口実を作ってったら、そんな感じになった…」



梨都も了承済みで、とりあえず今は一緒に生活してみよう…という期間であることを伝えた。


「陽稀さんにしては大胆な行動だね」

「我ながらそう思う…」

「梨都が嫌がってないならいいよ」


嫌がっては…いないと思いたい。


「毎日楽しそうにやってるよ。家事全般任せてるし」

「店に来なくても店の料理食べられるしね〜」


梨都と美里、やっぱ怖い。



「梨都も、突然知らない人と結婚させられるよりいいか…」

「俺も似たようなことものだったけどな…」

「梨都が受け入れてるだけで随分違うよ」


美里は心の底からほっとしたようで、一気にコーヒーを飲み干した。


「ありがとう陽稀さん、わざわざ伝えに来てくれて」

「美里には伝えておこうと思って。警察沙汰になったら大変だからな」

「梨都のこと、よろしくお願いします」



家に遊びに行かせてね!と言い、美里は先に店を出ていった。