「ゆまくん好きなの!!」
教室に白雪紗菜の告白の声が響き渡る。
だが、肝心の相手は答えてくれないようだ。
ねぇねぇ!!聞いて!と相手、もとい、蒼井悠真は不機嫌そうな顔で
「うるさい」
と、一蹴りした。
その様子にクラスメイト達はまたかというような感じでさして興味は無いようだった。
「すずも諦めないね」
私の素晴らしき幼なじみである、早瀬樹里(はやせ じゅり)は苦笑いをする。
あーあ、樹里だったら、優しく受け止めてくれるのかな。
あのね、樹里は本当にカッコいいんだから!!
スラッとしたモデルさん並のスタイルで涼し気な目に、綺麗な短めの髪。凄くカッコよくてクールな見た目なんだけど、中身は可愛いものとか甘いものが大好きで凄く可愛らしいし、困ってる人はほっとけないし、面倒見良いし、包容力…??の塊なんだよ!!
でもね、一つ疑問なの。
「なんで、樹里は女の子なの」
「なんでって言われてもねぇ」
そう!!樹里ってば、女の子なんだよ!!男の子顔負けのカッコよさを兼ね備えているのに女の子!
「樹里が男の子だったら結婚したかったなぁ」
「私はすずなんかお断りだけど」
「むー!!酷い!まぁでも!私が一番好きなのはゆまくんだけどね!!」
ふふふ、と笑う樹里。
髪型変えたら美人なお姉さん出来上がるんじゃ…??と思いつつ言わない。
かっこいい樹里が好きだもん。
美人な樹里も好きだけど。
あー!!
どの樹里も好きなんだけどね!?
「何1人で百面相してるの」
樹里が、今度はケラケラ笑いながら私を見る。
「顔芸流石でしょ」
「意味わかんないわ」
ふふんっと得意げに言うと樹里はバッサリ。
どうして、皆私をバッサリ切るのだろうか。
私もしかして愛されてない??
教室に白雪紗菜の告白の声が響き渡る。
だが、肝心の相手は答えてくれないようだ。
ねぇねぇ!!聞いて!と相手、もとい、蒼井悠真は不機嫌そうな顔で
「うるさい」
と、一蹴りした。
その様子にクラスメイト達はまたかというような感じでさして興味は無いようだった。
「すずも諦めないね」
私の素晴らしき幼なじみである、早瀬樹里(はやせ じゅり)は苦笑いをする。
あーあ、樹里だったら、優しく受け止めてくれるのかな。
あのね、樹里は本当にカッコいいんだから!!
スラッとしたモデルさん並のスタイルで涼し気な目に、綺麗な短めの髪。凄くカッコよくてクールな見た目なんだけど、中身は可愛いものとか甘いものが大好きで凄く可愛らしいし、困ってる人はほっとけないし、面倒見良いし、包容力…??の塊なんだよ!!
でもね、一つ疑問なの。
「なんで、樹里は女の子なの」
「なんでって言われてもねぇ」
そう!!樹里ってば、女の子なんだよ!!男の子顔負けのカッコよさを兼ね備えているのに女の子!
「樹里が男の子だったら結婚したかったなぁ」
「私はすずなんかお断りだけど」
「むー!!酷い!まぁでも!私が一番好きなのはゆまくんだけどね!!」
ふふふ、と笑う樹里。
髪型変えたら美人なお姉さん出来上がるんじゃ…??と思いつつ言わない。
かっこいい樹里が好きだもん。
美人な樹里も好きだけど。
あー!!
どの樹里も好きなんだけどね!?
「何1人で百面相してるの」
樹里が、今度はケラケラ笑いながら私を見る。
「顔芸流石でしょ」
「意味わかんないわ」
ふふんっと得意げに言うと樹里はバッサリ。
どうして、皆私をバッサリ切るのだろうか。
私もしかして愛されてない??
