高校2年生になって早2週間。
私は、やっと大好きな人と同じクラスになれたのだ!
「ゆまくん!」
朝、教室に行くために廊下を歩いていると、大好きなゆまくん、もとい蒼井悠真が教室に入っていくのを見つけた。
「ゆまくん好き!!!」
見つけた瞬間、身体が動いていた。
追いついた頃には席に着いていたゆまくんに告白する。
我ながら大胆な行動だとは思う。
思うんだけど、
「あっそ。」
「今日も冷たい…」
こんな冷たい態度を取ってしまうゆまくんには何回も言わないとダメな気がするんです。
何を隠そう、私、白雪紗菜は、高校一年生の春。
桜の木の下で、蒼井悠真くんに一目惚れしました。
入学式の日ってなかなかに少女漫画チックだよね。
一目惚れしちゃったから、1年生の時に告白したんだけど、興味無い。って一言で返されちゃって、ええっ!?ってなって!でも諦められなくて、それから毎日、ゆまくんに想いを伝えているのです!
そんなことを思っていると、ゆまくんが口を開いた。
「どうでもいい」
どいて。と言うゆまくんに少しめげそうになったが、そんなこと気にしていられない。
「ゆまくんのこと好きなの!!」
「あっそ。」
「また同じ反応…」
まだ会ってから数分しか経ってないのにあっそ。を2回も言われてしまった。
「おーい、お前ら席につけー」
ちょっぴり凹んでいると、担任が入ってきていたようでHRを始めようと着席を促す声が聞こえる。
「また後でね」
そう言って自分の席に着く。
来んなって言われた気がするけど気にしなーい気にしなーい。
あーあ。
なんで、ゆまくんの隣じゃないんだろ。
まぁ、この席もゆまくんのこと見れるし、窓際の一番後ろってすごく得だけどさ、ゆまくんは反対側の端の列の真ん中ら辺だしすごく遠い。
「もっと近くがいいなぁ」
なんて。
もっと嫌がられちゃうかな?
私は、やっと大好きな人と同じクラスになれたのだ!
「ゆまくん!」
朝、教室に行くために廊下を歩いていると、大好きなゆまくん、もとい蒼井悠真が教室に入っていくのを見つけた。
「ゆまくん好き!!!」
見つけた瞬間、身体が動いていた。
追いついた頃には席に着いていたゆまくんに告白する。
我ながら大胆な行動だとは思う。
思うんだけど、
「あっそ。」
「今日も冷たい…」
こんな冷たい態度を取ってしまうゆまくんには何回も言わないとダメな気がするんです。
何を隠そう、私、白雪紗菜は、高校一年生の春。
桜の木の下で、蒼井悠真くんに一目惚れしました。
入学式の日ってなかなかに少女漫画チックだよね。
一目惚れしちゃったから、1年生の時に告白したんだけど、興味無い。って一言で返されちゃって、ええっ!?ってなって!でも諦められなくて、それから毎日、ゆまくんに想いを伝えているのです!
そんなことを思っていると、ゆまくんが口を開いた。
「どうでもいい」
どいて。と言うゆまくんに少しめげそうになったが、そんなこと気にしていられない。
「ゆまくんのこと好きなの!!」
「あっそ。」
「また同じ反応…」
まだ会ってから数分しか経ってないのにあっそ。を2回も言われてしまった。
「おーい、お前ら席につけー」
ちょっぴり凹んでいると、担任が入ってきていたようでHRを始めようと着席を促す声が聞こえる。
「また後でね」
そう言って自分の席に着く。
来んなって言われた気がするけど気にしなーい気にしなーい。
あーあ。
なんで、ゆまくんの隣じゃないんだろ。
まぁ、この席もゆまくんのこと見れるし、窓際の一番後ろってすごく得だけどさ、ゆまくんは反対側の端の列の真ん中ら辺だしすごく遠い。
「もっと近くがいいなぁ」
なんて。
もっと嫌がられちゃうかな?
