「いや。お前は大人しくしとけ?黒橋」 「えぇ!差別でしょう、それは。やりたいですもん。いいじゃないですか」 退院したばっかで、そう言う沙耶。 確かに沙耶がいれば、うちのクラスは圧勝である。 だが。 だからと言って、頑張って!とは、言えない。 「…………よし、授業を始めるかー」 沙耶との会話は収拾つかないとでも思ったのか、先生は無理矢理切り上げ、授業を始めた。