惹かれるな、という方がおかしいのか。 身体が求める、愛しい人。 俺が柚香を求めるように、 相馬も沙耶を…… 「……で、寝た」 「…………情報を整理しようか」 落ち着いた、柚香の声。 薫は目を見開いて、沙耶に言う。 「おまっ……相馬と一緒になる気か!?」 相馬は、本気にならない男。 それは、幼馴染みなら、誰でもわかってる。 沙耶は、首を横に振って。 「なるわけないじゃん」 そう、言った。