御園の始まりは、何気ない一言。 『帰る場所を作れば良い』 行く宛のなかった初代、御前潤子の突発的な思いつきで、御園という家は作られた。 御園潤子に改名した初代は巫女でもあり、その力を有していた。 そして、ある日、鬼の討伐に向かう。 そこで、一人の鬼と出逢い、恋をし、彼女たちは契りを結ぶ。 しかし、初代はその後、“鬼のせい”で亡くなったと言う……