父さんが生まれ、父さんの兄弟が増えていくなか、父さんが一番、一緒に行動したのは、稜だった。 『物知りでな、落ち着くんだよ。稜の側は』 僅か、二歳しか違わなかったのに。 父さんは心から慕い、稜もまた、父さんを可愛がっていて…… パラリと、次のページを捲ると、真っ白で。 不思議に思った俺は、パラパラと捲った。 とりあえず、捲った。 ページが最後の方に近づくと、祖父の愚痴がかかれていた。