「沙耶、お茶、タンポポ茶でいい?」 膨らんだ腹部を見て、言ってくれているのだろうか。 「うん。ありがと」 「いえいえ。大ちゃんはー?」 お茶を出してくれる心春は、もういい感じに大兄ちゃんのお嫁さん。 けど、この二人は恋人同士ではない。 心春は、大樹兄のことが好きだけど、大ちゃんが何を思っているかは知らない。