大胆不敵、言ったことは必ず成し遂げた、“滅帝”の薫の父、雅さんと桜の父、京さんの幼馴染み兼親友だった父さん。 こんな状況でも、楽しむ。 そして、戦って、死ぬことが本望だと言う。 そんな父の言葉。 「つよーい気が近づいてる」 ニヤリと笑うからには、何か策があるのだろうとは思う。 けれど、さっきから、攻撃がひどすぎて辛い。 相手が、人間じゃないのが、また…… 「……乱闘ね」 肉を引き裂かれ、抉られ、血が吹き出し…… 遠ざかる、意識の中。 そんな、声が頭の中で響いた気がした。