「妖怪が集まってきている!ここは、総攻撃されるぞ!!」 千羽は妖怪界の中で実力を誇る家だが、なんせ、歴史が短いため、他の妖怪から疎まれている。 「……俺らの気が弱くなっているのを、感づけたか」 「雑魚どもが……だから、成り上がれねぇんだよ」 「……消しますか」 千歳、甲斐、相模の順で、殺気を出し始めた三人を見て、薫が言う。 「……俺らも出るぞ」 「駄目だ!お前はその怪我で……」 薫の覚悟は、分かっている。 千歳たちが止める、理由もわかる。