【完】☆真実の“愛”―君だけを―2




愛してしまった性なのか、無茶していないかとか、滅茶苦茶、気になってしかたがない。


自分だったらされてウザいことでも、沙耶にしてしまう。


それが、悩み。


とりあえず、仕事に区切りをつけ、大学の方にも出、時間が余ったから、夏翠に会いに行った。


なにか、異変がないか確かめるためだったのだが……。


生憎、夏翠は不在で。


学校も、休んでいると聞いた。


そんなときに届いた、一通のメール。