普段からカケルの前では明るく、軽く。

私はいつしか、そんなモットーをたてていた。

カケルはなんだかんだいっても優しいから、

カケルが苦しまないように。

でも、本当はただカケルの前で

″キレイな子″を演じたかっただけ。

結局は自分のためだった。