三日月 ~キミの瞳にうつるのは ~

ミナトは歯を食い縛ったのか、

甘く、くぐもった声で

「ミチルはこんなにあからさまなのにな。」

と言った。

「ん?何の話?ねぇ、そんなことよりさ、そろそろ……」

私はこれ以上ミナトと駆け引きをする必要性

を感じなくなり、話題を変えた。

いや、ミナトの真っ直ぐな視線から逃れたのだ。





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