今日は姉ちゃんは昨日、体調が悪かったから大事を取って休みだ。



のはずだったんだけど、校門の所に立っているのは、姉ちゃんだった!!!?


颯「姉ちゃん!今日は学校に来て大丈夫なのか?」



俺はすかさず声を掛ける。


後から来た生徒会メンバーも姉ちゃんを見つけたと同時に声を掛けていた。


特に副会長の誠也先輩は姉ちゃんが体調崩すことが前提で話し掛けていた。




言い返そうとしたのか姉ちゃんが口を開いた途端、咳き込み出した。



琴「ケッホッケホケホッ!」



このままだとヤバい。
発作になり兼ねない。



颯「姉ちゃんッッ!」

咳き込むだけでもしんどそうなのに謝ろうとするから。




そんなことを思っていたら姉ちゃんの体が前方に傾いていく。




颯「(ヤバい!!!)」




この距離では間に合わない!! 




ドサッ




姉ちゃんの体が地面ギリギリで受け止められた。