こういうの、重いのかな。
彼氏とか初めてだから、わかんない。
このモヤモヤは、どうしたら消えてくれるんだろう。
あーあ。
こんな悩むことになるのなら、八つ当たりのひとつやふたつ、拓麻にぶつけておくんだったなぁ。
もっとそばにいたい。
もっと話していたい。
もっと、もっと、もっと……。
そうやって、だんだんと想いと欲が積み上がっていく。
「大好き」を押さえ込んでいること、早く気づけ、バカ。
……あ、そうだ。
拓麻が部活で遅くなるなら、待っていたらいいんじゃない?
そしたら、一緒に帰れる。
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