あたしは先生にもらった箱を持って、2階に走って上がった。 箱を開けると、おばあちゃんが入院していた時に先生とふたりで見た雑誌に載っていたネックレスが入っていた。 あたしが欲しいって言ったの、覚えてくれてたんだ。 嬉しくて、箱ごと抱き締めて、ベッドに突っ伏した。 胸が弾んで声も出ない。 少ししてあたしは自分でネックレスをつけて、先生へのプレゼントと手紙を持ってリビングに戻った。 おばあちゃんへのプレゼントは可愛くてあったかそうな、オレンジ色のセーターだった。