それから先生はおばあちゃんに電話番号を書いた紙を渡して、 丁寧に挨拶して帰って行った。 「華ちゃん、ほんとにいい先生ね」 「うん、、そうだね」 久しぶりにおばあちゃんの嬉しそうな顔を見た気がする。 最近はずっと心配ばっかりかけてたからな、、 少し反省して食事の後片付けをした。 いつもは2人分の食器なのに、 3人分の食器を洗うのは家族が増えたみたいだった。