美咲が、校舎に戻って、

門の前には私と奈帆先輩だけが残った

私も戻ろうとした時、

奈帆先輩が口を開いた。

「先輩の問題じゃない、か、、、。

香穂子、美咲はひろくんのこと

好きなの?」

ど直球な質問に私はどうしていいか

わからなかった。

1人であたふたしてると奈帆先輩は

ふっと笑って、

「ごめん。香穂子に聞くことじゃなかったね。美咲に聞いてみるわ。
香穂子、彼氏くんのことは大丈夫?」


私はこくんと頷いた。

「じゃ、校舎戻ろっか。」

私は奈帆先輩の後について校舎に戻った。