文化祭が終わり2週間たった頃

私たちは屋上で6人でお昼ご飯を食べていた

「ねぇ、せっかくみんな恋人が出来たからさ、どこかでトリプルデートしない?」

凛ちゃんが突然とんでもないことを言い出した

「ト、トリプルデート!?」

思わず私は大声を出してしまった

「雪菜ちゃん!声でかいよ」

「あ、ごめん」

梨華ちゃんに怒られました

「で、みんなはどう思う?」

凛ちゃんがみんなに尋ねた

「俺は凛がやりたいならやっていいと思うけど」

蓮くんは賛成のようだ

「俺もいいと思う。楽しそうだし」

「私も賛成かな?いい思い出になりそう」

優斗くんと梨華ちゃんも賛成していた

「俺は雪菜が行くならいいけど」

後は私だけか

「うーん…」

私は悩みだした

「雪菜?なんか悩みでもあるの?」

凛ちゃんが不思議そうに聞いてきた

「うん。皆が時間が合う日ってあるのかなって思って。梨華ちゃんは委員会があるし、優斗くんは部活があるし、蓮くんは生徒会の役員だし、それぞれ忙しくて出来ないかなって思ったの」

そう言うとみんな「確かに…」って呟いた

「じゃあ、冬休みにしたら?優斗の部活がない日がわかれば出来るだろ?」

翔がそう提案した

「あ!そうだね!それなら出来るかも」

「じゃあ、優斗くん、冬休みの予定分かったら教えてね」

梨華ちゃんがそういった

「了解!」

トリプルデート楽しみだな