ーー会社
「柊木先輩、おはようございます!」
すでに出社していた一真が、陽の姿を見つけると走って近付いてきた。
「おはよう、高橋くん」
陽はそんな一真に挨拶を返すと、
「あれ?柊木先輩、もしかして朝帰りですか?」
何の恥ずかし気もなく、いたって普通に発せらた一真の言葉を聞いて、陽は、
「ちっっ、違うよっっっ!!!昨日はちょっと、色々あっただけっっっ!!!
ほらっ、変なこと言ってないでさっさと仕事しなさいっっ!!!」
ドギマギしながらも、慌てて一真をデスクに向かわせた。
(び、びっくりしたぁ・・まさか、高橋くんにそんなこと言われるとは思ってなかった、、、)
陽は乱れた気持ちを落ち着かせて、自分のデスクについた。
(それにしても、柊木さんのお願いって一体何なんだろう・・)
そこまで考えて、はっとした様子で、もしかして自分はとんでもない約束をしてしまったのではないだろうかということに気付いた。
そして、カバンから携帯を取り出すと、メモが挟まれていて、そこには、
【僕の連絡先です。今度はちゃんと連絡してくださいね。】
というメッセージと一緒に、名刺とは違う番号が書かれていた。
(・・携帯番号、変えたのかな、、?)
そんなことを考えながらも、今夜、仕事が終わったらお礼の電話をいれてみようと思った。
「柊木先輩、おはようございます!」
すでに出社していた一真が、陽の姿を見つけると走って近付いてきた。
「おはよう、高橋くん」
陽はそんな一真に挨拶を返すと、
「あれ?柊木先輩、もしかして朝帰りですか?」
何の恥ずかし気もなく、いたって普通に発せらた一真の言葉を聞いて、陽は、
「ちっっ、違うよっっっ!!!昨日はちょっと、色々あっただけっっっ!!!
ほらっ、変なこと言ってないでさっさと仕事しなさいっっ!!!」
ドギマギしながらも、慌てて一真をデスクに向かわせた。
(び、びっくりしたぁ・・まさか、高橋くんにそんなこと言われるとは思ってなかった、、、)
陽は乱れた気持ちを落ち着かせて、自分のデスクについた。
(それにしても、柊木さんのお願いって一体何なんだろう・・)
そこまで考えて、はっとした様子で、もしかして自分はとんでもない約束をしてしまったのではないだろうかということに気付いた。
そして、カバンから携帯を取り出すと、メモが挟まれていて、そこには、
【僕の連絡先です。今度はちゃんと連絡してくださいね。】
というメッセージと一緒に、名刺とは違う番号が書かれていた。
(・・携帯番号、変えたのかな、、?)
そんなことを考えながらも、今夜、仕事が終わったらお礼の電話をいれてみようと思った。