ーーー〜〜♫♫
部屋にはクラシックの音楽がかかって、300人ぐらいの人が入れるぐらい広いつくりになっていた。
(、、す、、すごい、、)
陽はその広さと、会場内にいるおそらくセレブであろう人たちに圧巻されていた。
(、、あっ、そうだっ、里香!!)
里香を探そうと辺りをキョロキョロと見回しながら歩いていると、
「陽、こっちこっち!」
里香が手招きをして、できるだけが声が響かないように言った。
陽は早足で里香のもとへ行くと、
「ちょっと、これは一体どういうことっ、こんな一流ホテル、わたしには不釣り合いだよっっ、、!」
小声で里香に文句を言うと
「まぁまぁ、そう言わずにっ!実は、父さんが今日のこのイベントの半券を仕事の関係でいただいたみたいで、私に譲ってくれたのよっっ」
そう、実は、わたしの親友の佐藤里香は貿易会社の社長令嬢。つまり、超お金持ちのお嬢様。
でも、里香はそれを鼻にかけることはなく、いつも自然体でわたしと接してくれる。多少強引なところもあるが、困ったときにはいつも助けてくれる、頼れる親友である。
「イベントって?」
陽が里香に尋ねると同時に、会場の照明が落ち、ステージにライトが注がれた。
そして、恭しく綺麗な足取りで、ステージに現れたのは、
(・・・うそ、、、)
「・・羽衣 雪人。」
陽の口からその名前がこぼれた。
「そうっ!あの世間を賑わせてる、羽衣 雪人がお茶を点てて、そのお茶をこの会場にいる誰か1人がいただくことができるのっ!
あ、これ、陽の番号ね♫」
そう言って、番号の書かれたプレートを里香は陽に手渡した。
部屋にはクラシックの音楽がかかって、300人ぐらいの人が入れるぐらい広いつくりになっていた。
(、、す、、すごい、、)
陽はその広さと、会場内にいるおそらくセレブであろう人たちに圧巻されていた。
(、、あっ、そうだっ、里香!!)
里香を探そうと辺りをキョロキョロと見回しながら歩いていると、
「陽、こっちこっち!」
里香が手招きをして、できるだけが声が響かないように言った。
陽は早足で里香のもとへ行くと、
「ちょっと、これは一体どういうことっ、こんな一流ホテル、わたしには不釣り合いだよっっ、、!」
小声で里香に文句を言うと
「まぁまぁ、そう言わずにっ!実は、父さんが今日のこのイベントの半券を仕事の関係でいただいたみたいで、私に譲ってくれたのよっっ」
そう、実は、わたしの親友の佐藤里香は貿易会社の社長令嬢。つまり、超お金持ちのお嬢様。
でも、里香はそれを鼻にかけることはなく、いつも自然体でわたしと接してくれる。多少強引なところもあるが、困ったときにはいつも助けてくれる、頼れる親友である。
「イベントって?」
陽が里香に尋ねると同時に、会場の照明が落ち、ステージにライトが注がれた。
そして、恭しく綺麗な足取りで、ステージに現れたのは、
(・・・うそ、、、)
「・・羽衣 雪人。」
陽の口からその名前がこぼれた。
「そうっ!あの世間を賑わせてる、羽衣 雪人がお茶を点てて、そのお茶をこの会場にいる誰か1人がいただくことができるのっ!
あ、これ、陽の番号ね♫」
そう言って、番号の書かれたプレートを里香は陽に手渡した。
