授業終了のチャイムが鳴り響いた。


「はぁぁ....やっと終わった~!」

そう、嬉しいそうに話しかけるのは
彩だった。

「だなぁー、長かったー。。」

彩は何かを思い出したかのように
表情を変えて話し始める。

「ねぇ、そういえば!今週の日曜、花火大会じゃない?」

「あぁ....そーだっけ?」

「もぉー!沙里、行く予定は??」

「んーーとくにないわ!彩は、遥斗誘うの?」