いつの間にか、寝ていた私は、あわてて時間を確認した。

時計は、6時30分をすぎようとしていた。

辺りを見回した。

しかし、人がいる気配はなかった。

やっぱりって思うと同時に、ただ、少しだけ遅れてるだけもうすぐ帰ってきてくれる。

そう自分に言い聞かせた。

淡々と時間は過ぎていき、8時になっていた。

どうしたんだろ?事故にあったのかな?

不安になり、電話してしまった。

しかし、冬弥がでることはなかった。

なんで出てくれないの?何かあったの?

お願い!!出て‼

しかし、その願いは叶わなかった。

一向に、出る様子が全くなかった。