あなたのことがワカラナイ

すごく、嬉しかった。

私を必要としたことが、私以外興味ないって言ってくれたことが。

すごく、嬉しくて、頬が自然と上がった。

(やっば⁉その顔反則だろッ‼)
と思い顔を真っ赤にしていた冬弥に、鈍感な理彩は全く気づいていないのであった。

「理彩、帰ろう。オレたちの家に。」

そう言って微笑んでくれた。

たぶん、私は真っ赤になっていると思う。

だって、反則だよ。

この頃、笑顔なんて見てなかったから破壊力抜群なんだよね。

「なんで真っ赤になってんだよ。」

「ひえっ」

いきなり声をかけられたから、変な声が出てしまった。

「なんつー声出してんだよ。」

と笑われてしまった。

「なー、なんで真っ赤になってたんだよ。」

「えっと、そのー....」

あなたの笑顔に、もだえてましたなんて言えるわけないじゃん。

「なー、言えよ。言わないんだったら、今ここでキスるぞ‼」

「えー、そんなん言わなきゃいけないじゃん。ずるい‼」

「まぁ、オレ的には、言わない方がうれしんだけどな。」

顔をだんだん近付けてくる冬弥。

あと数センチでキスされそうなところで私は、限界がきた。

「わかった。い言うから、離れて。」

つい言ってしまった。

冬弥は、ニヤニヤして、

「言ったな。ちゃんと言えよ。(ニヤリ)」

はめられた‼仕方ないよね、自分で言うって言っちゃったし。

理彩、頑張るのだ。

「ひ久しぶりに笑った顔見たから、ななんか、かかわいいなって。」