冬弥へ

 まず、昨日無神経なこと言ってしまって怒こらせてしまってごめん。考えれば誰でも分かることなのに、なにも考えないで疲れた冬弥に言い寄って、本当にごめん。冬弥のことちゃんと考えてなかった。こんな私何かと一緒に居たくないよね。私に出来ることは、冬弥と離れることだけやと思う。だから、さようなら、愛していました。
                     理彩より



手紙を読んで衝撃をうけた。

急いで、家を出た。

ひたすら理彩が行きそうなところを走ってまわった。

(理彩ッ‼どこにいんだよッ‼)

ふと、告白した公園を思い出した。

あそこかもしれない。

オレは、公園へ歩みを進めた。