なんか、オレが理彩のことが、好きじゃないみたいな言い方。

「あっ、じゃあ、寝るね、バイバイ(小声)おやすみ。」

「あ、あーおやすみ」

そう言って理彩は出ていった。

いえなかった。

たった『ごめん』のその一言。

静かになった部屋で、考えた。

バイバイそう言われた気がした。

単に、オレの聞き間違いだったらいいけど....

取りあえず、明日謝ろう。

そう心の中で、決意した。