私は私は女子社員だ。まぎれもなく…

でも、愛くるしい文鳥達を見習って勇気をだす。

「メス文鳥は、交尾に応じる時」「じゅっじゅっ」と返歌をしながら、体をまっすぐ伸ばして、尾羽を上下にスイングするんだよね。
と、無言で「気づけ」「気づけ」と怒鳴りつけながら、
三竹の胸にうずめてた真っ赤に染まった顔を三竹の顔に写る様にする。

「でも私は諦めたくない想いが出来たから」

「性転換してやる。マイノリティの文鳥の成鳥だと思え」

立て続けに力んで言ってるから、三竹のリアクションはわからない。
だから正直怖い。
良好な関係を維持できなかったら私は大失恋の上、
一番の仲間を失うかもしれない。



でも、私に三竹をください。

ヒヨドリの十字架を一緒にに背をわせてください。

はじめてアニメ以外に夢中になれた。嫌だ。私のアニメ愛をささげる、アニメと同じくらいだなんて言われたくない。

特別の気持ち

「いいか三竹、今から言うから」耳ダンボにして、一生忘れるな!

「ほっちょぅ」



って、二人の唇がつぶやいてた。同時に…







「ほっちょぅ」の意味をご存知ですか?

それは…
求愛しても良いですか?

と雄の文鳥達が雌の文鳥にささやく愛の言葉。


ここ「ほっちょぅ」では、文鳥に関する事、なんでもやってます。


さて、これにて「ほっちょぅ」は、終幕です。

御覧いただき、誠にありがとうございます。
お礼申し上げます。







(了)   2017.07.19.~08.08.宝希☆/無空★