「ハル様、どちらへ?」
「あ、アユールの姿が見えなくて。
ちょっと探しに行ってみようかなーなんて、、」
「お供いたします。」
「ハル様、窓から少し離れてください。
間者がいるかもしれません。」
「あ、はい!」
「ハル様、街の人々からラドゥールへの贈り物が届いたそうですよ。」
「まぁ♡」
「ひとまずこちらで危険がないか確認させます。」
「ハル様、」
「はい?ユンハ。」
「、、珍しい。
お部屋にいらっしゃるのですね。」
「だってユンハが鉄壁で立ちはだかるんだもの。どこかへ行く隙もないわ。」
「ふ、はははははっ!
面白いお方ですね。」
「ふふ、やっぱり、ユンハは何だか変わったみたいね。」
「私がですか?」
久しぶりにユンハの怪訝そうな表情を見た。
「ふふ。」
「何故笑われるのですか、」
「だって、気づいてなかったみたい。
今のユンハはとても優しいってこと。」
絶句し硬直するユンハ。
「ハル様、そろそろお休みの時間ですのでお召替えを。」
アユールに呼ばれる。
「はぁーい。
ユンハ、今日もありがとう。また明日ね。
おやすみなさい。」
閉じた扉に無言で首を垂れた。
耳まで赤くなったユンハの顔はハルには見えなかった。
「あ、アユールの姿が見えなくて。
ちょっと探しに行ってみようかなーなんて、、」
「お供いたします。」
「ハル様、窓から少し離れてください。
間者がいるかもしれません。」
「あ、はい!」
「ハル様、街の人々からラドゥールへの贈り物が届いたそうですよ。」
「まぁ♡」
「ひとまずこちらで危険がないか確認させます。」
「ハル様、」
「はい?ユンハ。」
「、、珍しい。
お部屋にいらっしゃるのですね。」
「だってユンハが鉄壁で立ちはだかるんだもの。どこかへ行く隙もないわ。」
「ふ、はははははっ!
面白いお方ですね。」
「ふふ、やっぱり、ユンハは何だか変わったみたいね。」
「私がですか?」
久しぶりにユンハの怪訝そうな表情を見た。
「ふふ。」
「何故笑われるのですか、」
「だって、気づいてなかったみたい。
今のユンハはとても優しいってこと。」
絶句し硬直するユンハ。
「ハル様、そろそろお休みの時間ですのでお召替えを。」
アユールに呼ばれる。
「はぁーい。
ユンハ、今日もありがとう。また明日ね。
おやすみなさい。」
閉じた扉に無言で首を垂れた。
耳まで赤くなったユンハの顔はハルには見えなかった。

