「早急に終わらせたいと言ったはずだ。呼んだらさっさとこい」

「はい。すみません。」

え?この人に今からカバン見せなくちゃいけないの?終わりだろ。私。

ビクビクしながらカバンを出した。

「なんだこの缶バッチとキーホルダーは。」

「えっと、あはは」

そういって首の後ろにてをやった。

むりだ。もう既に怖い。威圧感すごいし!目つき悪いし!

「次からはとってこい」

「はい」

そして遂にカバンをあけた。人生終わった〜とふっと目を閉じる。

そしたらなにか視線を感じそっちを見たらりゅうと七瀬がこっちを見て笑っていた。

まだ死ねない!!これは生きて奴らに拳を食らわせてやる!!

人の不幸は蜜の味ってか!コノヤロー!

心の中でだんだんと足を踏み鳴らして悔しさを表した。

だが現実は厳しかった