「え…」

「は?」

「だって、香織、昔と全然違うんだもん」

「…」

「俺だって、香織を落とせる自信あるけど?」

そう言うと、私の頬をつねった。

「いふぁいふぉ」

「あはは、なにいってんのかわかんねぇ~、じゃあ香織、これから覚悟しとけよ?」

そう言うと、優也は他のクラスメイトのところへ行った。

どういうことなんだろう?

そう思いながらも隣で不機嫌になっている渡利を落ち着かせようと席をたった。