「アメリカから来ました、水谷優也です。よろしくお願いします。」

ゆ、優也、、、?

優也は、私の幼なじみで、小学3年生の時まで一緒だった。

ただただ驚いて見ていると、優也と目があった。

その瞬間、優也の目が小さく見開かれた。

「はい。じゃあ、クラスの人と交流を楽しんでね」

そう言うと、先生は教室を出ていった。

「はぁ…」

その時、渡利がこちらを見ていることに気がついた。

「渡利?」

「お前、アイツと知り合いか?」

「あ、優也?優也は私の幼なじみだよ‼」

「ふーん」

「あれ、もしかしてヤキモチ?」

「ち、ちげーよ、バカ」