「風邪の時も、側にいてくれる人。」

「…」

「そして、今、私の目の前にいる人。」

そう言うと、渡利は目を見開いた。

「え…?」

「私、渡利のことが好き」

「えっ」

「この間はごめん。告白してくれたのに」

「っ」

「私と…私と付き合ってください‼」

そう言って頭を下げた。すると