恋ノ色

香織side
うわっまぶし~

太陽の光に思わず目を細めた。

今日はソフトボール…嫌だな…

そんなことを思いながら授業をしていた時、

「危ない‼」

誰かのそんな声が聞こえたかと思うと、

ボンッ

頭にボールがぶつかった。

「おい‼藤谷‼」

そんな渡利の声が聞こえた瞬間、私の意識は途切れた。