恋ノ色

「あ、もしかして捕まった?」  

「はぁ…」   

「あ、捕まったんだ」   

「…」   

私は、気になったことを聞いてみた。

「ねぇ、瑠花と付き合わないの?」

すると、ぎろっと睨まれた。そして、

「知らねーよ」

そう言って、机に突っ伏してしまった。