「えっ…いつから起きて…」 それでも反応はない。 「寝ぼけているの…?」 時々苦しそうな表情で、息が荒くなる陸君を見ていたら、今この腕を振りほどくのは可哀想な気がしてきた。 「…陸君、薬飲まなー…うわっ」 薬に手を伸ばそうとすると、ぐっと陸君の手に力が入ってバランスを崩した私は彼の上に倒れてしまった。