「…私の青春を返して欲しい」 切実にそう思う。 生まれてから1度も彼氏はできたことが無い。 彼氏ではないけど、一応近いような存在がいなかったと言えば嘘になる。それでも特に何かあった訳でもないから青春とは言えない気もするし…。 「あ、私そろそろ行かなきゃ!」 時計を見ると既に4時半になる所で、唯は慌てて教室を出ていった。