亮「南さんはいつもギリギリ補習じゃないですよね。さすがです」




そのさすがってのは夜舞だからって意味もこめられているんだろうか…




南「んでも、2人とも満点なんて、普通出せる点数やないで」




美「そうかな?」
亮「そうですか?」




修「そうだよっ!…あーー!また補習&追試かぁ。だりぃな」




勝「今回もよろしくねっ☆亮」




亮「前回、これで最後といったよね?(黒)」




勝「うっ…」




修「頼むよ亮〜」




亮「……ならこうしましょう。」




亮は何故か私を見てニコリと笑った。なんか嫌な予感がしたので私もニコッと笑って後ずさったら亮に腕を掴まれた。




亮「僕が香月を、陸が勝を、そして美月さんが修也を教えたらいいんじゃないですか?」




勝「ええ?!!俺が陸?!!俺、美月ちゃんがいいー!!」



亮「え?(黒笑)」



勝「なっ、なんだよう!!なっ!香月!!香月も美月ちゃんがいいだろ?!」



香「い、いやぁ、俺は……別に…」



みんなにはわかんないだろうけど、こいつは相当私に教えてもらいたくないらしいな。…まぁそりゃあ、いつもいつも怒鳴っていればね。…しかも全国トップの族の総長の私からキレられればトラウマレベルかも。



でも修也相手にそこまではしないよ?…多分。いや、絶対…




亮「美月さんの教え方、なにかあるんですか?」



そうだった!香月があからさまに変な態度とったから怪しまれたじゃん!!他のみんなは騙せても亮は騙せてないし!




香「…美月の教え方は……えっと…む、難しすぎてさ」




亮「難しすぎる?」




これは嘘ついてるようには見えないけど…。まさか本当に難しいのかな?私の教え方。




香「ま、まぁ、教えてもらったらわかるよ」